◇生理痛という身体からのサインを見逃さないで!

 任活をされている方で生理痛がある方が多くみられます。生理痛がある人が懐妊するにはまずはこの生理痛を改善することが重要です。生理中の痛みは子宮の内膜が剥がれ落ちて出血する時に起こる子宮が収縮する痛みです。子宮に関する血管は卵巣に関する血管と密接に関係しているため、生理痛を改善するということは、子宮だけでなく卵巣の血流の改善にもなり、結果的には生殖器全体の改善に繋がってきます。

 そして、生理痛がある人の多くは足先や下肢の冷えをうったえる人が多いです。それは、下肢の血流が体温も運んでいるため、血流が悪くなるとどうしても足先や下半身が冷えてきます。逆に下半身の冷えは血流に影響するため、子宮や卵巣の血流にも影響するので、真冬に薄着して下半身を冷やし過ぎたり、真夏にクーラーの部屋でずっと過ごして、下半身を冷やしすぎると卵巣や子宮の血流や温度にまで悪影響を起こしてしまいます。

 鍼灸では婦人科疾患の治療や生理痛の治療で、特効穴(特によく効く穴)の足のくるぶしの内側の三陰交というツボにお灸をします。これはお灸の熱によってうちくるぶしの上にある血管や神経に刺激を与えることで血流や神経伝達がよくなり、それが子宮や卵巣の血流の改善に繋がっていると考えることができます。

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